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中標津空港から

酪農地帯から根室海峡へと続く大パノラマ。 北海道らしさ満点の景色を抜けて知床半島へ。
直行すれば羅臼町の市街地まで約70kmのルート。 牧歌的な風景から一転、海が広がる絶景を堪能しながら道東ドライブを楽しみませんか。

北海道最東の根室中標津空港から出発

知床半島や阿寒摩周国立公園、根室半島旅行の玄関口、中標津空港。

売店やレストランには地元中標津産の乳製品や、となりの標津町で獲れた帆立料理などがあり、さっそく立ち寄りたくなります。

まずはパックの牛乳を買ってレンタカーでひと息、あれ!いつも飲んでいる牛乳とはひと味違うかも?

これぞ北海道!根釧大地を一望できる「開陽台」

空港から車で20分ほどの場所にあるのが、中標津町で必ず訪れたいランドマーク 「開陽台」。高台にある展望館に登ると、見渡す限りの牧草地に圧倒されます。 東京ドーム約100個分という牧場では草を食む乳牛たちがのんびりと。

かつて開拓された牧草地は四角く区分けされ、植林された防風林は森のように伸び、 大地にマス目を描いています。この緑のマス目は宇宙から見えるほど広大な 北海道遺産「根釧大地の格子状防風林」の一部です。

とびっきりの開放感を味わった後は展望館の「caffe kaiyodai(カフェ カイヨウダイ)」で 地元の生乳を使ったスイーツが欠かせません。人気のはちみつソフトにしようかな。

さえぎる建物や灯りが少ないこの場所は星空観察のスポットとしても知られています。

どこまでもまっすぐ「ミルクロード」

開陽台から根室海峡を目指すと、とにかくまっすぐな道路があちこちに。

牛乳を出荷するタンクローリーが走ることから、この辺りの道は 「ミルクロード」と呼ばれています。

特に有名なのは開陽台を目指すライダーが憧れる北19号道路。 防風林と牧草地に挟まれアップダウンを繰り返す道は青空に向かってのびるように見えます。

スピードの出し過ぎにも注意ですね。

標津町を抜け、根室海峡へ。動物たちに出あえるかも?

車窓から望む景色はどこまでも牧草地が続き、牛の多さに「北海道らしい!」と思うかも。

でもここは野生動物の生息地。出あう動物は牛や馬、羊だけではありません。ところどころに 「エゾシカに注意」の表示が。日本で一番大きい鹿、エゾシカは近くで見ると 可愛さよりも迫力を感じます。

鹿の飛び出しに注意していたら 道路沿いに黄色いキタキツネ!さらに上空にはワシのシルエットも。 季節ごとに見られる野鳥もチェックすると、さらにドライブが楽しくなりそう。

☆ここから寄り道

  • サーモンパークの水族館「標津サーモン科学館」
  • 日本を代表する砂嘴が作る自然風景「野付半島」

目の前に海が広がり、国後島が現れる

牧草と木々のグリーンから国道に突き当たると、目の前には空と海の青! オホーツク海・根室海峡が現れます。

天気が良くて北方領土の国後島もくっきり。ここからは羅臼町に向けて海沿いをドライブです。

カモメたちを目で追うと さらに上空を大きなオジロワシが旋回し、きらめく波間には 海鳥も。

いよいよ知床半島に入ります。

羅臼町の道の駅で情報収集&お楽しみの知床グルメ

標津町の市街地から海を右手に50分ほどで国道335号沿いの 「道の駅 知床・らうす」に到着。1階の観光案内所で見どころや 食事について聞きましょう。

案内所を挟んで両側には海産物を中心とした売店が充実していて市場のよう。

買い物も気になるけれど、まずは知床グルメをいただきます! 道の駅にある食堂か、来る途中にあった宿のカフェも気になるし、 「純の番屋」はドラマ「北の国から」ファンとしては 寄っておきたい…。

店に入ってからも、オホーツク海の魚介の数々、 旨味たっぷり羅臼昆布のラーメン、羅臼ならではの黒ハモ丼、 ヘルシーなエゾシカ肉料理と、どれも美味しそうで迷います!

潮風とともに羅臼町内の見どころ巡り

食事の後は羅臼町の市街地を散策。

道の駅でお土産を買い、周辺にある雑貨店やギャラリーを巡りも楽しい。小学校の壁画もお見逃しなく。歩き疲れたら裏のお寺(誠諦寺)で一休み。ここには見事な桜の木があります。

コーヒーブレイクを挟んだら、漁業の町を守る羅臼神社で旅の安全を祈願して 知床横断道路に向けて出発!

世界自然遺産を走る、知床横断の魅力

道の駅のすぐ近くを羅臼川沿いに走る国道334号を知床峠方面へ。 この羅臼と斜里町ウトロを結ぶ道路が知床横断道路です。

ここはもう知床国立公園内で世界自然遺産のエリア。峠までの道はミズナラやトドマツの 原生林に挟まれ、ヒグマやエゾシカの生息地の中を走っていることを実感します。 つい動物を探したり、景色に見とれてしまうけれど、急カーブがクネクネ 続くのでよそ見に注意!

☆ここから寄り道

  • 標本や映像で知る知床の自然。国立公園の玄関口「知床羅臼ビジターセンター」
  • 地元の皆さんが管理する温泉「熊の湯」

羅臼岳が目の前にそびえる、知床峠に到着!

標高約740mの知床峠は横断道路の頂上。7月でも山の残雪が美しく、 秋には紅葉に染まった羅臼岳が絶景を見せてくれます。

ハイマツ帯や山の向こうには根室海峡が。天気が良ければここからも国後島を望めます。

カントリーサインの表裏が羅臼町と斜里町、ここが町の境目です。

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