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一度食べたら羅臼のウニしか食べられなくなる

 羅臼ファンの皆さんはもちろんご存知ですが、羅臼のウニは、最高級昆布である羅臼昆布を食べて育つため“日本一贅沢なウニ”として知られています。ウニ漁を終えた後の様子をお届けいたします。
 羅臼では、漁を終えるまで1人の作業になりますが、持ち帰ってからは家族総出の作業になります。まず行われるのは殻割り作業です。小型の出刃包丁やウニの殻割機を使い、ウニのおしり側(上側)からぐっと差し込みぱかっと2つに割ります。次に、身を取り出し洗いの作業です。1つのウニの中に5つの身が入っているので、専用スプーンで取り出し身を崩さないようざるの中できれいにします。その後、色やサイズごとに選別をし、折詰作業や塩水パック詰め作業に入ります。
目の前で作業の様子を見ているとあまりの速さに驚かされます。同じことをやろうとしでも、身が崩れてしまったり、思ったようにきれいに作業できなかったりします。羅臼町内から出荷されるウニは、どれもきれいに詰められているため技術の高さにも定評があります。

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